今日の話
ユニクロのエアリズムマスクが改善された件についてお話ししたいと思います。
エアリズムマスクに関して
ユニクロのエアリズムマスクについてみなさんはご存知でしょうか。
コロナ禍においてマスクは作らないと言っていたユニクロが一転してマスクを作成したことでニュースになったことは有名でしたね。
私も販売当初に購入していました。
しかし、期待していたものの通気性が悪く歩いている時など少し息がしづらいものでした。
私以外の人もそう感じたようで、巷ではあまりエアリズムマスクの評判は良くありませんでした。期待していた分その質がともわなかったため市場が落胆したのです。
私も仕事などに支障が出るためエアリズムマスクはたまーに使うくらいでした。
それからしばらくしてテレ東の「ガイアの夜明け」でユニクロの特集がありました。
メインテーマはユニクロのリサイクルに対する取り組みでした。ダウンを完全にリサイクルした資源から作り出すと言った内容でした。
その中で、ユニクロの改善活動が紹介されており、ユニクロでは顧客の意見を集めてそれを商品に反映するというものでした。
エアリズムマスク に関しても通気性の悪さから現在は改善されており、通気性の素材で作り直されたとのことでした。番組を見てからすぐにユニクロに行ってエアリズムマスクを再度購入しました。
テレビであったように通気性の問題は改善されていました。
驚いたのはわずか2ヶ月足らずで市場の要望を理解して改善したものを市場に供給したことでした。
物づくりに大事なこと
物づくりに大事なことは市場の要望を吸収しそれを製品に昇華させることです。
日本の物づくりでは完璧な設計のもと、物を作ることが大切とされているため、市場に物が出回るまでの開発作業が重要でした。
会社にとって100点の製品を作ることが重要だということです。
ただ、市場では100点の商品というものは市場の要望にあった製品のことです。買ってよかったと思えるものが100点の製品なのです。
このため、市場に出るまでその製品が100点かどうかなんてわかりません。
ユニクロのエアリズムマスクの件はまさにそれを表しています。
そして市場に出てから市場の要望にあった製品に作り替えるユニクロのような改善プロセスがまさに製造業では必要な考えだ思います。
まとめ
ユニクロのエアリズムマスクが改善された件から製造業でも止めらている開発のプロセスで大事なことってなんだろうって考えました。
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